ウエストナイル熱(4)

余談

マニラのある保健施設を訪れた際、蚊の駆除をどうやっているのかと質問したところ、下のような建材のあまりを使って蚊の卵を吸着する、極めて簡単な方法がとられていた。蚊を介して感染するマラリアは激減したようである。これだけでも蚊は減るようだが、追い付かないときは殺虫剤を使用する。しかし、大量散布という形はとらず、なるべく自然にやさしい形でやっているという話を聞いて驚いた。ある意味、アメリカよりも進んでいるかもしれない。

机上に置いてあるモルタル棒(写真左)を、黒く塗った缶(写真右)に入れ、水をはる。その地域に蚊がいるかどうかはそれでモニターできる。卵があるか否かは、簡易顕微鏡で観察する。

慈恵学生とマニラ市内の病院を訪問。蚊による感染症としてはデング熱が中心で、マラリアは既に比較的稀な病気となっていた。(2011.3)

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